DAY11守りたい家族はだれ?
メンタル不調になり、今の自分の現在地は見えてきました。(詳細DAY1、自己紹介)では、なぜ目的地を自給生活を選んでいるのか。公務員の副業に詳しい安彦和美さんの個別面談の中で、引き出していただきました。
結論それは、副業を考える前に夫婦間の課題が大きいことであり、「安心安全に子育てがしたい。自分も安心安全に暮らす必要に気がついた」という内なる思いを大切にするというものでした。
私の短い話にもかかわらず、丁寧に深層心理を引き出し整理し、分析していただきました。アサーティブコミュニケーション的に当てはめて考えると、「相手がYESだと、自分がNGでもYESにしてしまいなのでは?」「今は体がNGを発してくれているのでは?」と分析してくださり、ハッとしました。自分と相手の関係性が図化できて、とても分かりやすかったんです。
「どこまで守りたいと思っているかを考えると分かりやすいですよ」というアドバイスもいただきました。
どこまで守りたいか…
結婚した当初は、彼女を守りたい
子どもが生まれ時は、彼女と子どもを守りたい
子育てで妻が子どもが傷つけてしまっているのを目にするたび、子どもを守りたい、でも彼女も守りたい
そんなこんなで11年いろーんなことがありました。正直妻と一緒に過ごしている時に幸せっていうホワホワ感は感じたことがないんです。むしろ攻撃されることが多いので、怒りと不満と付き合う日々でした。
ついにメンタル不調になり、今はまずは、自分を守りたいと思うようになりました。
振り返る中で、薄々思ってはいたけど、自分が思っている以上に、自分より他人を守ろうとする人格なんだと確信しました。
メンタル不調にならなかったら、自分を守るなんて発想正直なかったです。これホントに。
なんででしょうね。小さい頃から「他人に迷惑をかけるな」って教育されてきたからでしょうかね?自分がすることで相手がどうなるかってめちゃくちゃ考えるし、相手を傷つけたくないから、自分が少しくらい我慢すればいいやって思いがちなんですよね。そういえば。
それで、相手が元気になったり、感謝されたりすると、それで良かったって思ってきたんですよね。なんなら、それが忍耐強いとか、根気強いとか、きれいな言葉にすり替えて、自分の長所にしてしまっていた。
ぼくを大切にしてくれる方は、「大丈夫?」とか、「よくやってるね」とかは、よく言ってくれます。だから、頑張れてる自分にどこか、自分らしさも感じてました。妻との関係にすれば、妻といられるのは僕しかいないだろうと。
安彦さんは、さらに分析を続けてくださいました。「いわゆる、精神的なDVです。奥さんは生きぬくために依存することを必死に行っているのかもしれません。」「ご主人にしていることは、精神的、経済的、行動の自由を奪い、自分から離れないようにするための行いかもしれませんね」と。
自分がDVを受けているという発想がなかったので、ドキっとしました。DVってものすごくきついイメージがあるので、自分は当てはまらない範囲だと思っていたんです。けど、第三者から見ればそうなのかもしれませんね。けれど、僕を大切に思ってくれている人も、いくらなんでも他人の家庭に踏み込んでそこまで言えないと思います、これが家庭という閉ざされたコミュニティの怖さだと思いました。
安彦さんはさらに、「もしかすると、安心と安全を求めて、シェルター的な自分の暮らしや場をつくろうとしているのかもしれませんね」と分析してくださいました。
遠からず近からず、そんなところはあるのかもしれません。
何にせよ、夫婦関係を続けていくことは賢明な判断ではない気がますますしてきました。
今が苦しい方、これでいいなんて思わないでくださいね。まずは、自分を守ってください。そして、誰までを守りたいかを整理してみてください。
そして、安彦さん内なる私の本質に、気づかせていただいて、大変感謝しております。とても素晴らしい方なので、今の状況を何とかしたいと思っている公務員の方はぜひ、頼ってみられることをおすすめします。